光緒元寶（こうちょうげんぽう）は、清朝の光緒帝の在位期間（1875年 – 1908年）に鋳造された銀貨です。

光緒元寶は、中国の古銭の中でも特に人気があり、世界中で収集されています。

硬貨に記載されている文字を説明致します。

・光緒元寶

清朝の光緒帝の在位期間に鋳造された銀貨

・庫平七銭二分

重さ26.86g

・廠總幣造

現代漢字（造幣総廠）清朝時代の北京に置かれた造幣局です。
1889年に開設され、1912年の清朝滅亡まで、中国の貨幣を製造していました

・光緒年造

光緒帝時代造られた

・TAI-CHING-TI-KUO

清朝第 9 代皇帝である光緒帝の中国名です。 彼は 1875 年から 1908 年まで統治しました。

TAI-CHING-TI-KUO という名前は「偉大な清の皇帝」を意味します。

基本の見分け方は重さ・直径・品位で判断致します。

重さ：約26.86g
直径：約39.2mm
品位：銀約90％

光緒元寶はたくさんのデザインがあるためデザインだけの判断は難しい状況です。

偽物に多いのが龍などがすごく雑に造られています。

まずは、重さ・直径から見てみてください。150年前の物ですので経年変化による

多少の誤差はあるかと思います。

例外として、「吉林省造」は本物でも他の発行元より少し軽いといわれています。

古代文字資料館にある「光緒元寶 吉林省造」は24.4ｇだそうです。

光緒元寶は

中国の伝統的な文様と西洋のデザインが融合され、光緒元寶の種類は非常に多く

発行された場所や年号によってデザインが異なります。

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