バッグ ルイヴィトン スピーディ・バンドリエール25を鑑定士が高価買取!
買取金額 | 260,000円 |
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状態 | A |
買取日 | 2024/12/16 |
ブランド | ヴィトン |
モデル名 | スピーディ・バンドリエール25 |
素材 | --- |
ライン | モノグラム |
型番 | M46222 |
商品状態について
トラベルバッグ「キーポル」から派生 !
キーポル
1854年創業のルイ・ヴィトンは、もともと旅行用トランクを製造するブランドとしてスタートしました。20世紀初頭、旅行の形態が馬車や汽船から列車や自動車、航空機へと変化する中で、より軽量で使いやすいバッグの需要が高まり、1924年にスーツケースに折りたたんで収納できるバッグとして誕生したのが「キーポル」。
名前の由来:キーポル(keepall)
元々はフランス語で「Tientout」、「すべて収納する」という名称で発表されました。キーポルは、従来の堅牢なトランクから軽量で柔軟性のあるデザインへと進化し、「いつでも旅立てる」という意味合いを込めた名前が付けられ、のちに「keep all」をもじって「keepall」と名付けられました。
スピーディ
1930年に誕生した「エクスプレス(express)」。これはスピーディの前身であり、旅人の為に誕生したと言われています。エクスプレスという名前は、1930年代は世界的に自動車や公共交通機関が普及し、都市部での移動が活発化した時代背景から。日帰りの外出や短時間の移動時に便利なバッグの需要が高まりました。女性が持つバッグは、軽量で使いやすいことが求められ、このタウンユースのニーズを受けて、キーポルを小型化したデザインとして「スピーディ」が誕生しました。
名前の由来:スピーディ(speedy)
バッグの名前「speedy」は、「スピード(速度)」を意味します。
1930年代、鉄道や自動車の普及により「スピード」が生活の象徴となりつつあった時代背景を反映し、バッグ自体も軽量で迅速な移動に適したデザインであったことから、この名前が付けられました。
「オードリー・ヘップバーン」と「スピーディ25」
ファッションリーダーであり、元祖インフルエンサーとも称されるオードリー・ヘプバーン。彼女のファッションといえば、ユベール・ド・ジバンシィが手がけた『麗しのサブリナ』のジャケットや、『ティファニーで朝食を』でのブラックドレスが特に有名です。しかし、プライベートで彼女が愛用していたブランドとして知られるのが、「ルイ・ヴィトン」。その中でも、とりわけオードリーが愛したのが「スピーディ」でした。
スピーディは当初、「30」のサイズ展開のみでしたが、需要が増えるにつれ「35・40」が追加され、3つのサイズ展開が定番でした。スピーディの人気がさらに広がるきっかけとなったのが、オードリー・ヘプバーンのリクエストに応じて作られた「スピーディ25」です。彼女は、当時販売されていたスピーディ30を気に入ったものの、自身の日常使いにより適した小型サイズを求めました。この特注サイズが後に正式ラインナップに加わり、世界中の女性たちの注目を集めることになります。
「スピーディ25」は、従来のスピーディシリーズの機能性とデザイン性をそのままに、よりコンパクトで軽量なフォルムが特徴です。このバッグは、オードリーの洗練されたスタイルと完璧に調和し、彼女のプライベートシーンでしばしば見られるようになりました。その結果、スピーディ25は「エレガンスと実用性を兼ね備えたバッグ」として、ルイ・ヴィトンのアイコン的存在となりました。
\\\ バンドリエールへ ///
「バンドリエール(Bandoulière)」はフランス語で「ショルダーストラップ」を意味します。このシリーズは、現代のライフスタイルに合わせて2000年代後半に発売されました。伝統的なハンドバッグとしてのスタイルに加え、調節可能なショルダーストラップを取り付けることで、より汎用性の高いバッグとして再登場しました。
鑑定士コメント
アイコニックなデザインのスピーディ。オードリー・ヘップバーンのオーダーで誕生したスピーディ25。機能性が高まったスピーディ・バンドリエールへ。様々な時代背景や、素敵なエピソードが詰まったバッグです。
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