現在の2024年現在の刻印は?
『W刻印』です。
エルメス刻印始まり
約60年前、1964年から商品への刻印(打刻)が確認されています。はじめの刻印は『T』刻印です。
初期の表記の仕方は『○』や『▢』も無く『イニシャルのみ』2015年以降からの初期刻印に似た打刻となっております。
[エルメス製造刻印一覧]
1964年から1970年
・○や▢の囲いもない
1971年から1996年
1971年からアルファベットを○で囲う
1997年から2014年
1997年から○囲いではなく『▢』で囲うようなる
2015年から現在2024年
2015年から『▢』囲いが無くなり1964年に近い打刻へ変更され現在2023年も同様になっている。
エルメス刻印(打刻)される製品はどんなもの?
A、エルメス製品で使用される革(レザー)品に刻印(打刻)されます。バッグ、財布、ベルト、時計のベルトなどの革が使用されているものへ刻印(打刻)されています。
エルメス製品の刻印の意味について解説
刻印(打刻)は、製造年やアトリエ、職人のイニシャル。
【画像エルメスバーキン】の画像より解説
線『—』製造年 X刻印(2016年)
線『ー』番号や職人のイニシャルを表しています。
刻印についてはエルメスは詳しくは非公開ではありますが、過去を振り返った際に刻印の規則性、アトリエ表記について解説していきます。ただアトリエ、職人のイニシャルは確認できますがルイヴィトンのように製造工場、がわかるところまでの情報はありません。刻印の並び順や表記方法は年代や職人によって様々で、詳しくは非公開とされています。特に、アトリエ・職人に関しての刻印については、一般の顧客にはもちろん店頭の販売員も知らされていないようで、エルメス正規店で「この刻印はどこのアトリエですか」と聞いても教えてもらえないようです。
エルメス各モデルはどの位置に刻印に打刻される?
モデルや年式によって打ち込まれる刻印箇所が変わってきます。
そちらについて打刻箇所や年式について解説していきます。
バーキン35 トリヨンクレマンス GD金具 刻印位置はどこ?
刻印箇所:正面より左上→開いて左奥 上部です。
刻印について3枚目参照 ○▢印も無く2行に分かれているため2015年以降に打刻されるタイプの刻印になります。そのためこちらの製造年は『Y刻印(2020年年製造)』となります。
エールバッグアドPM トワルアッシュ 刻印位置はどこ?
刻印箇所:正面では無く、裏面2枚目のカデナ(南京錠)のついている箇所をめくると金具付け根あたりにございます。
刻印について3枚目参照: ▢で囲われた刻印から印も無く2行に分かれているため1997年以降に打刻されるタイプの刻印になります。そのためこちらの製造年は『▢E刻印(2001年年製造)』となります。
エルメスの刻印箇所や製造年に関して随時更新してまいります。