兌換券甲号1000円(日本武尊1000円)
買取実績価格
50,000 円
状態
B
買取日
2023年05月15日
monobank小倉店で旧札の甲号兌換銀行券10円 通称"裏猪10円" を買取しました。
この度は鑑定士の吉村知宏が査定を行いました。買取したお品物の状態と解説させて頂きます。
買取金額 | 25,000円 |
---|---|
状態 | B+ |
買取日 | 2023/01/16 |
ブランド | 旧札 |
1897年(明治30年)10月の貨幣法施行および兌換銀行券条例の改正による銀本位制から金本位制への移行に伴い、金兌換券として発行された紙幣。
金兌換券とは、いつでも金と交換できる紙幣という意味でつけられています。このしくみを『金本位制』といいます。
肖像は和気清麻呂(わけのきよまろ)で肖像の傍らには和気清麻呂を祀った京都の護王神社が描かれています。
裏にはイノシシが描かれています。
その為通称”裏猪10円”と呼ばれています。
和気清麻呂は、奈良時代の官人で、天皇の位を狙っていた弓削道鏡(ゆげのどうきょう)の野望を阻止したが、そのせいで暗殺されそうになりました。そのとき、突如現れたイノシシの大群に命を救われたといわれています。
そのストーリがあるので、裏面中央にはイノシシが大きく描かれています。
当時の人々にも『いのしし札』と呼ばれ親しまれていた紙幣です。
状態について
来店予約は各店舗からお問合せください
査定・相談ご予約
この度は旧札の状態分類でいうと、"劣品"です。
状態がよければ、査定額はかなり上がります。
未使用品などであれば30万以上は期待できるコレクターの中でも人気の高いお札です。