ロレックスの型番の紹介
早速ですが、ロレックスの腕時計には全てのモデルに型番=Refナンバーが存在します。(ロレックスに限った話ではないんですけど(-_-;) ロレックスの型番の特徴は文字通り数字の並びで特定のモデルを表したものであり、基本的にはローマ字の表記などを使用せずアラビア数字の4・5・6桁で表されます。(一部例外ありm(__)m)
上の写真はRef:116660 シードゥエラー(ディープシー)になります。上記の通りアラビア数字の6桁表記の型番になってますね。4桁~6桁の数字で表される型番、端的に言うと4桁・5桁がアンティーク寄り、6桁が現行or1世代前(ここ最近)のモデルという認識でOKだと思います。
基本的にはアラビア数字表記のロレックスの型番、しかし上記のとおり一部例外があります。例外パターンが採用されるものとして代表的なのは特別な装飾がされていたり、基本モデルとは違う色が使用されていたりする物です。
こちら2つとも同じサブマリーナ(デイト)ですが、上は16610、下は16610LVという型番になります。右の方はベゼルの色が緑になってますね。緑のベゼルになったことでサブマリーナの基本的な型番である16610に「緑」という意味のLVが追加されてます。
ロレックスの型番の法則性
と、ここまで2つの時計を例にしてロレックスの型番について触れてきましたが、ここでロレックスの型番の法則をご紹介したいと思います。
ロレックスの型番は4~6桁の数字で表されると言いましたが実はこの数字、分解ができます。
例としてデイトジャスト16233Gを見ていきましょう。
16233Gを分解すると ①162/ ②3/ ③3/ ④Gとなります。
①の3桁数字の162がデイトジャストというモデル名を表しています。②の3が文字盤周り(ベゼル)の形状、③の3でケース・ブレスレットの素材が表されています。そして最後の④アルファベット文字が前述した通り特別な装飾・または基本モデルとは違う色が使われていることを表しています。
ここで先ほど①、②、③、④と分けた数字が意味する中身を紹介します。まずは①(モデル名)です。※ご参考程度に<m(__)m>
14 114 | エアキング ノンデイト |
15 | デイト |
16 116 | デイトジャスト |
17 | クォーツ |
18 118 | デイデイト |
19 | デイデイト |
142 1142 2142 | エクスプローラーI |
165 2165 | エクスプローラーII |
165 1165 | デイトナ |
166 1166 | サブマリーナ シードゥエラー ヨットマスター |
167 1167 | GMTマスターII |
1164 | ミルガウス |
18 118 | デイデイト |
19 | デイデイト |
67 77 177 | ボーイズ(ノンデイト) |
68 78 178 | ボーイズ(デイトジャスト) |
1686 | ボーイズ(ヨットマスター) |
76 176 | レディース(ノンデイト) |
69 79 179 | レディース(デイトジャスト) |
1696 | レディース(ヨットマスター) |
次に、②ベゼルの形状です。
- 0 ポリッシュベゼル、他 その名の通りつるつるした鏡面仕上げのデザイン
- 1 ファインリーエンジンターンドベゼル、他 全体的につや消し加工、5分刻みに鏡面加工されたデザイン
- 2 エンジンターンドベゼル、他 1分刻みで鏡面仕上げされたデザイン
- 3 フルーテッドベゼル、 凹凸のあるデザイン
- 4 手彫りベゼル、他 ウッド加工されたデザイン
- 5 ピラミッドベゼル、他 三角錐が刻まれたデザイン
- 6 回転ベゼル、 ダイバーズウォッチ等
※スポーツモデルなど例外が多々あるのでこちらも参考程度にお願いしますm(__)m
さて、どんどん行きましょう!つづいては③素材の種類です。
- 0 ステンレススチール SS
- 1 ピンクゴールドとステンレススチールのコンビ PG+SS
- 2 プラチナとステンレススチールのコンビ PT+SS
- 3 イエローゴールドとステンレススチールのコンビ YG+SS
- 4 ホワイトゴールドとステンレススチールのコンビ WG+SS
- 5 ピンクゴールド PG
- 6 プラチナ PT
- 7 該当なし -
- 8 イエローゴールド YG
- 9 ホワイトゴールド WG
いよいよ最後、④装飾・色違いの種類です!
- G 10Pダイヤインデックス
- A 8Pダイヤインデックス+2Pバゲットダイヤインデックス
- N シェル文字盤
- NA シェル文字盤+アラビア数字インデックス
- NR シェル文字盤+ローマ数字インデックス
- LN 黒色ベゼル
- LV 緑ベゼル
- LB 青ベゼル
※他にも種類がございますが、代表的なものを今回書かせていただきました<(_ _)>
さて、以上でロレックスの型番の法則の説明が終わりますがここで先ほど例に出した16233Gにこの法則を当てはめてくと…
- ① 162→デイトジャスト
- ② 3→フルーテッドベゼル
- ③ 3→イエローゴールドとステンレススチールのコンビ YG+SS
- ④ G→10Pダイヤインデックス
となり、型番だけでどのモデルのどんな素材で、装飾の有無を判断することができます。
おわりに
今回ロレックスの型番について記載してきましたが如何だったでしょうか?スポーツモデルなど多少この法則性から逸脱するモデルもございますが、今回の記事がお客様のお役に立てれば幸いです。
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