カラトラバとは
パテックフィリップを象徴するモデルとして世界中に知られており、その洗練されたデザインはラウンド型腕時計の模範となっています。
パテックフィリップと言えば『カラトラバ』と言われることも多いモデルです。
パテックフィリップ カラトラバ一覧
Ref.96
伝説の初代カラトラバで『クンロク』の愛称で呼ばれています。クンロク系譜のスタートでありこのデザインを受け継いだモデルの型番には『96』がついています。
特徴はスモールセコンド、フラットなポリッシュベゼルです。
- ケース直径 : 31mm
- キャリバー : Cal.12 Cal.12-120 Cal.12-400など (手巻き)
- 発売 : 1932年~1970年頃
Ref.570
“Ref.96″に比べ大型なケースが採用されたカラトラバで”ビッグカラトラバ”と呼ばれています。当時では大型な35mmケースです。
- ケース直径 : 35mm
- キャリバー : Cal.27SC (手巻き)
- 発売 : 1938年~1968年頃
Ref.2526
カラトラバ初の自動巻きモデルです。焼成エナメルダイヤルを使用していることから、トロピカルと俗称されています。
※2526の全モデルがエナメルダイヤルというわけではない。
- ケース直径 : 36mm
- キャリバー : Cal.12-600 (自動巻き)
- 発売 : 1953年
Ref.3445
デザインを刷新したモデル。直線なラグ、細身のインデックスと細い針で新たな系譜の登場となったモデルです。
- ケース直径 : 35mm
- キャリバー : Cal.27-460M (自動巻き)
- 発売 : 1960年頃~
Ref.3520
上記の3445にも見られた直線なラグでベゼルがクル・ド・パリのデザインを始めて採用したモデルです。後にこのデザインを受け継いだモデルが誕生していきます。
- ケース直径 : 32.5mm
- キャリバー : Cal.177/2 (手巻き)
- 発売 : 1960年頃~1970年頃
Ref.3796
2代目クンロクです。初代クンロクREF.96をアップデート。デザインは大きく変わりませんが、精度、パワーリザーブ、耐久性、メンテネンス性がバージョンアップしました。
- ケース直径 : 31mm
- キャリバー : Cal.215 (手巻き)
- 発売 : 1982年~2000年頃