高級なラグジュアリーブランドの「ゴヤール(GOYARD)」。個人的に、どこか少しマイナーみを感じるハイブランドです。(知る人ぞ知る、そんな感じの)。ヘリンボーンにGOYARDと描かれた柄(ゴヤールディン)が有名ですよね。
一目見ただけで あ、ゴヤールだ ってわかります。
ゴヤールはフランス・パリの革製品ブランドです。1792年に「メゾン・マルタン」として創業。メゾン・マルタンは旅行用のトランク専用のメーカーでした。エルメスのはじまりの馬具工房が開かれたのが1837年、ココ・シャネルの帽子店の開業は1909年、同じくトランクの工場としてルイ・ヴィトンの創業が1854年。ゴヤールは名立たるハイブランドたちよりもさらに古くからあるブランドなんですね。
当時職人であったルイ・アンリ・モレルはマルタンより会社を受け継ぎます。そしてこのモレルに弟子入りした人物がブランドの名前にもなっている「フランソワ・ゴヤール」です。1852年、モレルの死後フランソワ・ゴヤールが会社を受け継ぎ「メゾン・ゴヤール」が誕生します。そしてこのフランソワの息子であるエドモンこそがゴヤールディンを生み出したゴヤールの革命者なのです。
エドモンが就任してからなのでおよそ1890年前後には上流階級のみなさま方はゴヤールディンのトランクで旅行を楽しんだということです。
今から200年も前なのにおしゃれ。
ゴヤールって何が人気なの?
ゴヤールのバッグや財布のラインナップは特殊なものというか、個性的なものがあまりないように思います。普遍性であり落ち着いたパターンや配色。そこが魅力で人気の理由なのではないでしょうか?
一番有名でゴヤールを代表するものはやっぱり
サンルイ
でしょうか。
キャンバス地のゴヤールディンですが、
水に強い性質をもつそうです。(丈夫ってこと)
この耐水性があり丈夫にもかかわらずソフトな質感の「ゴヤールディン」が200年も前に取り入れられた技術なのはほんとうに革新的です。シックで上品で高級感もあるのに使い勝手もいいため大人の女性に人気です。
企業秘密の特殊製法だからバッグそのものはとっても軽いです!
そしてカラー展開の多いところも人気のポイント。2008年に登場した限定色のピンクは人気のあまりコレクターズアイテム化したそうです。
ショッピングバッグとしても人気のサンルイ。人気色は定番の黒の他に明るい赤も人気らしいです。
サンルイ以外のゴヤール人気バッグ
アルトワ
サンルイによく似たアルトワ。開閉部にファスナーがついているところがサンルイとは違う箇所です。底の角の部分もよく見ると少し違いますね。
ベルシャス
1970年に誕生したベルシャス。スペシャルオーダーとして誕生したベルシャスはバッグとしての歴史はあるものの、日本で流通しだしたのはこの数年とわりと最近です。そのためまだあまり持っている人を見ないような気がします。
アルパン
こちらは2019年に登場したアルパンミニ。2015年に登場したアルパンをコンパクトにした小さめのバックパックです。一般的にバックパックはカジュアルでアウトドアなイメージがありますがこちらのアルパンはそんなイメージは一掃されゴヤールのラグジュアリーな雰囲気が勝ってしまいます。
サイゴン
ハンドルと本体に2本のラインをウッドであしらったデザインが特徴的なサイゴン。どうしてもサンルイのイメージが強く、大きいバッグを思い浮かべてしまいますが、サイゴンはハンドバッグタイプです。ショルダーストラップが付属しているので2WAYスタイルが可能です。
超がつくレアアイテム「ロズリン」
2020年の新作のロズリン。
数量限定
で販売されたために今や激レアアイテムになってます。伊勢丹新宿にて1週間限定で販売されたとのこと。今のところ、再販やリバイバルの情報もないため一部オークションサイトやフリマサイトなどでしか入手困難となっています。リバイバルの可能性がないとは言い切れませんが、この時に購入できた方はラッキーですね。今欲しいと思っても購入困難なわけですから。ロズリンは形は最近の流行を抑えた形(LVのオンザゴーやDIORのブックトート)ですが特徴はリバーシブルなところでしょうか!
ゴヤールは直営店も世界でおよそ30店舗ぐらいと、ブランド自体に希少価値があるようです。そのため知名度のわりに持っている人を見かけることは少なく、所持していればステータスになります。
昔のデザイン・モデルのものであればヴィンテージ、近年のモデルであれば生産量によるレアアイテム、丈夫な生地だから使用しても長く使える。持っていて損はなさそうです
monobankのゴヤール買取実績
monobankの査定いろいろ
GOYARD(ゴヤール)の売却はmonobannkへ
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