2020年にBLACKPINKのLISAがグローバルアンバサダーに就任、ヴィンテージブームでも大注目のセリーヌとはいったいどんなブランドなのでしょう。
CELINE(セリーヌ)
1945年セリーヌ・ヴィピアナによりパリ11区マルトゥ通り52番地で創業しました。創業当初は子供向けの高級靴を主に製造していたそうです。1960年代以降成人女性向けの服、バッグ、アクセサリーなどにも進出し、現在のようなブランドとなりました。
1988年に(※1)LVMHグループの一員となり、1997年にチーフデザイナーとして(※2)マイケル・コースを迎え入れ、これ以降世界的名門ブランドとして認知されるようになりました。セリーヌ本店は8区モンテーニュ大通り36番地、のちに53番地となります。2014年から本社を2区ヴィヴィエンヌ通り、16番地にある歴史的記念物であるコルベール・ド・トルスィー館に置いています。
2015年時点でのチーフデザイナーはフィービー・フィロ。
2019年春夏より、エディ・スリマンが新たに就任しました。
(※1)LVMHグループ:LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(エルヴェエムアッシュ モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンは、フランスのパリを本拠地とするコングロマリット(複合企業)。傘下にはルイ・ヴィトン、セリーヌのほかに、フェンディ、ロエベ、ベルルッティなどのブランドが収まっている。
(※2)マイケル・コース:のちの2002年に自身のメンズウェアブランドを立ち上げている。一般的に知られている婦人服やバッグ「マイケル・マイケル・コース(MICHAEL Michael Kors)」、「コース・マイケル・コース(KORS Michael Kors)」は姉妹ライン。
日本でのセリーヌ
東京都港区南青山にセリーヌ・ジャパン本社事務所を置き、ここが販売・プロモーションの拠点となっています。日本では、バッグや財布、靴などの小物がよく知られており、シャネルやバレンシアガなどと並んで、国内外の芸能人スナップ記事で度々目にするブランドとして認識されています。本社直営店のほか、セレクトショップでの商品取り扱いも数多く、デパート・百貨店でもよく見かけられます。
2010年の日本国内のファッションブランド人気度ランキングで、衣料品部門で17位。バッグ部門では9位、特に40代・50代では8位となっており、国内でも人気のブランドのひとつです。
当然二次流通においても人気ブランドです。昨今のヴィンテージブームにより相場が格段に上がっている商品もあります。買取も期待できちゃいます(^ω^)
セリーヌのアイコンバッグ・ラゲージ
最近のセリーヌといえば、ラゲージに尽きるのではないでしょうか。最近とはいってももう登場してからは数年たちますがまだまだ人気の衰えないザ・セリーヌというかんじのアイコンバッグです。このラゲージは4サイズで展開されており、それでいてカラーも豊富にあるものだから20~40代の女性から圧倒的な支持をうけてます。単色のほかにもスリーカラーなど楽しめる配色も人気です。革の素材もスムースカーフスキン(つるつる面の革)やドラムドカーフスキン(ザラっとした型押しのある革)などがあります。せっかくなので4サイズみていきましょう。
①ラゲージ ナノ
4サイズの中で唯一ショルダーストラップのついているタイプのナノショッパーです。一番小さなサイズです。寸法は20 X 20 X 10cm。ナノという名前ですが、いわゆる流行りのミニマムバッグほど小さいわけではありません。財布や携帯電話などいれなくてはならないものはきちんとはいります。ショルダーストラップは取り外しも可能なのでハンドバックとしてもかわいいです。おそらく人気のサイズでしょう。小さいサイズなので型崩れもしにくいので当店のような買取店に持ち込んだ際も高価査定が期待できそうです。
②ラゲージ マイクロ
(おそらく)ナノと人気2トップのサイズ、マイクロショッパーです。寸法は27 X 27 X 15 cm。ちょうどいいサイズ感です。ハンドバッグスタイルでも問題ない方はマイクロの方がいいかもしれません。サイズ的に使用しやすいのがマイクロ、ショルダーがあって肩掛けして持ちたい方はナノ、といったところでしょうか。
③ラゲージ ミニ
マイクロと見た目はほぼ一緒です。ラゲージミニショッパー。寸法は31 X 31 X 18 cm。大きいですね。ナノと比べると縦横プラス10cmの大きさです。マイクロとの差は4cmしかないのですが、実物を比べると、ミニはかなり大きいなという印象を受けます。公式のオンラインショップでは前2例とは異なり【ミニ ラゲージハンドバッグ】と表記されています。
④ラゲージ ファントム
最後にいちばん大きなサイズのラゲージファントムです。寸法30 X 30 X 25cm。縦横はミニとほぼ同じなのですがマチがかなりあるのがファントムの特徴です。荷物がたくさんの方にはおすすめです。こちらも革製品のため大きければバッグのみ(中は空)でもそれなりに重さがあります。そして大きさゆえに型崩れもおこしやすいです。保管する際は新聞紙などを丸めて詰め物をしておくといいかもしれません。
ヴィンテージブームに乗ったマカダム柄
ルイ・ヴィトンのモノグラム柄、グッチのGG柄といったようにセリーヌにもブランド特有の柄があります。
この柄が【マカダム】というセリーヌのライン柄であり、今再ブームとなっています!先に紹介したラゲージで人気のセリーヌですが、ここ数年のヴィンテージブームにより、少しレトロなマカダムのバッグの人気が爆発してます。買取金額も数年前と比べて格段に高くなっています。人気に乗じて(?)新作ラインにもこのマカダム柄が使用されたバッグが販売されています。とくに若い世代がおしゃれと好んで持っているようです。
相場高騰のオールドセリーヌいろいろ
ヴィンテージ馬車金具 X 現在も流行の小さめのショルダーバッグ。マカダム柄にこの馬車の金具がついているバッグもありますがお察しのとおり相場上々です。人気です。
衰えないデザインのボストンバッグ。当然ですが、商品状態が良ければ良いほど高額査定が期待できます。
ショルダーバッグ X マカダム X ゴールド金具。ヴィンテージの中でもやはりショルダーバッグが高いです。
現行バッグはラグジュアリーあふれる
ラゲージ以外の現行品(現在オンライショップ他で購入可能な品)で人気のバッグを紹介します。
ベルトバッグ
2014年プレフォールシーズンに登場した「ベルトバッグ」。こちらも4サイズ展開で小さい順にピコ・ナノ・マイクロ・ミニ。一番小さなピコの寸法が15 X 13 X 9 cm、一番大きなミニの寸法が28 X 23 X 17 cm。おもにグレインドカーフスキンを使用されています。クロコダイルエンボスドカーフスキン(クロコダイルを型押ししたもの)は高級見えします。全サイズ共通で取り外し可能なショルダーストラップが付属しています。
カバ
Cabas(カバ)で「ショッピングバッグ」という意味なので使いやすいシリーズの多い「カバ」。セリーヌにはカバとつくラインがたくさんあります。こちらは「カバファントム」シリーズ。ソフトグレインドカーフスキンを使用しておりとても柔らかいバッグです。
こちらもカバのラインの「バーティカル カバ」。先に紹介したヴィンテージのマカダムの現行柄・トリオンフにCELINEロゴのトラディショナルな形のバッグです。リバイバルっぽくみせて今風にショルダーストラップが付属しているところもうれしいですね(^ω^)
トリオ
トリオ・トリオ ラージ と2サイズ展開のトリオ。3つのポーチをボタンでとめあわせたショルダーバッグです。スームスラムスキンが使用されてるので、なめらかな手触りで比較的軽いバッグなので持ちやすいです。長財布や厚みのあるものを収納するときには不向きのバッグです。薄く軽く持つからかわいいバッグです(^ω^)
トリオンフ
トリオンフとはフランス語で「凱旋」という意味。その意味の通りパリにある凱旋門を囲むチェーンから着想を得て誕生したCELINEならではのラインです。こちらはカーフ・キャンバス・パイソンなど使用素材の種類が多いです。カラー展開もセリーヌの中では多い方です。ザ・アイコンミニバッグです。
ヴィンテージライン・現行ラインともに人気のセリーヌです。使用の機会がなくなってしまった品物、一度査定してみませんか?(^ω^)
セリーヌ(CELINE)の売却はmonobannkへ
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